コミュニケーション手段って今後どうなるんでしょうね?

先日、G-study というIT勉強会でOffice365のコミュニケーション手段について少しお話しました。

第8回G-Study ~ 多忙なアナタのための120分!ワカラナイを楽しむオールジャンルなITエンジニア向け勉強会 ~

その時の資料はコチラで公開しています。


さて、そのスライドの中のひとつがこちら、
o365-messeage

Office 365 のサービスの中だけでも「伝える」という方法はたくさんあるのです。
もちろん、Office 365だけで世界が完結しているわけはありません。
IT系だけ考えても、Facebook、LINE、技術系コミュニティのMLやフォーラムもたくさんあります。
Office 365の中だって、たくさんのサイト、yammerのグループ、yammerの外部ネットワーク

「伝える手段」大杉(#`Д´)ノノ┻┻

 

。。。。かといって、すでに世の中は「メールでいいじゃん」という状態ではありません。

FacebookやLINE、TwitterのDMで仕事の打診が入ったり、貴重な速報はyammerのクローズドネットワークでリリースされています。(本当です)

もはや複数の「伝える手段」を使いこなさないと仕事にならない状態なんです。

そこで悩ましいのは「通知」です。
いろんなところで重要で貴重な最新情報が流れてくるわけですが、これらWebサービスなどを巡回するだけで1日が終わってしまう勢いです。それでも見逃しが出てしまいます。

「フロー情報だから見逃した情報は仕方がない」という考え方もできるのですが、それでも出来るだけ幅広く情報収集したいと思ったときに、もくだいさんの周りの人に「どうやって聞き漏らし、もとい、見漏らしを防いでますか?」と聞いたところ、

Webサービスの更新情報をメールで受信している

だそうです。

「メールを捨てて***を使おう!」「メールを使わない」なんてWeb記事が少し前に流行りましたけど、時代はメールに戻ってきているのではないでしょうか(笑)

メールに戻ってきているというのは、ちょっと言い方が悪いですね。

「通知情報の受け取り窓口としてのメール受信」

というのが実は増えているようです(あくまでも、もくだいさんの周辺情報ですよ)

いろんなSNSやWebサービスの更新情報サマリをメールで受け取って、実際のコミュニケーションはメール内にあるリンクURLをクリックした先でやり取りしている。

メールというテクノロジは変化しなくても、利用方法は少しづつ変わってきているのかもしれませんね。

本来、RSSがその役目を担うはずだったのですが、多くの人にとって「フィードを自分のRSSリーダーに登録する」という作業は根付かなかったようです。^^;

たくさんの通知メールを受信すると、受信トレイが大混乱になってしまうので、Outlookの自動仕分け機能を使って効率よく情報仕分けしたいですね。

ーー追記ーー

Twitterでメールに関する指摘で興味深いものがありました

  • 私が送ったメールが到着したかどうか分からない
  • 相手から送られたメールが私に届いている保証はない
  • LINEなどでは「既読」が付くこと、それ自体がコミュニケーションとなっている

Webサービス上のコミュニケーションでは、「既読」や「いいね!」が付いたものについて、わざわざ「見ました」とだけ返事しない文化が出来上がってて、メールで「承知しました」「拝見しました」という確認メールが返ってこなくて不安なことが多いという指摘もありました。

どこかの誰かがきっと言ったと思うのですが、「情報を制したものが戦いを制すのだ」という考えから、もはやメールだけでは情報を制することが出来ず。
むしろメールには情報は流れてこなくて、WebサービスのSNSを制することがビジネスを制するという状況ではないかなと思います。