Teams 管理者が作成する メッセージングポリシーにて設定することが可能です。
他人の投稿はさておき、Teams-Bot や Power Automate や各種コネクタにより投稿されたものをチーム管理者としては削除したいものもあります。ですが標準の状態では削除できません。なのでTeams管理者に「他人の投稿を削除できる」ように設定してもらう必要があります。この設定はチーム所有者では行うことができません。
Teams管理センターからポリシーを作成
Teams管理センター > メッセージングポリシー > +新規作成 > 「所有者が送信したメッセージを削除できます」 オン
その他の設定も、もちろん適用されます。既存の組織全体のポリシーがあるなら、他の設定は合わせておくと良いでしょう。
ユーザーにポリシーを割り当てる
作成したポリシーを選択して、メニューの「ユーザーを管理」から、このポリシーを誰に割り当てるかを指定します。(この時、グループを指定することは出来ません)
ユーザーにかなり強力な権限を割り当てることができました。少人数組織で「Teamsに関してはこの人にお任せ!」という運用であればこの方法でも良いかもしれませんが、どのチームでも(組織全体チームでも!)削除できてしまうのはあまりうれしくないかもしれません。。。
チーム単位で設定する
特定のチームだけ、「チームの所有者が投稿されたメッセージを削除する」ための設定が、グループ ポリシーの割り当て(not GPO)です。
グループ = Microsoft 365 グループ = Teams チーム 単位にメッセージングポリシーを割り当てるってことですね。
ポリシーの「順位の選択」
非常に重要なのがポリシーの割り当て順位です。
これは1が最高に強くて、数字が大きいほど順位が下位に設定されます。常に1を設定するのは後々面倒になるかもしれません。10とか設定しておけばいいかな?組織が大きくなると初期値50とか設定するんですかね。そしてポリシーのデザインでまた頭を悩ませる日々が続くのか。。。orz
出来れば、個人とグループはどちらかだけ運用として、 「組織全体のカスタムメッセージングポリシー」以外の個別ポリシーもできるだけ少なく運用したいですね。
削除できることを確認
割り当てたポリシーが有効になると(個人に割り当て or グループ どちらでも)他人の投稿を削除できるようになります。