Microsoft Teams ファーストインプレッション!
日本時間の2016年11月2日深夜、Microsoft Teams が発表されました
Introducing Microsoft Teams: The new chat-based workspace in Office 365
MVPの吉田さんによる日本語翻訳はこちら
Microsoft Teamsのパブリックプレビューがリリース – Office 365のチャットベースのワークスペース
現状、Teamsに利用者がサインアップして、そこから利用するようです。
もちろん、招待が出来ます。
この辺はyammerと同じですね。
利用はこちらから
https://teams.microsoft.com/
各種プラットフォームに対応したアプリのダウンロードはこちら
https://teams.microsoft.com/downloads
(´-`).。oO(私の環境ではWindows用アプリがなぜか使えず泣いてます)
英語で書いている通り、「チャットベースのワークスペース」ですね。
チャット部屋の中に複数の会話スレッドを作成して、
- グループチャット
- プライベートチャット
- ドキュメント共有
- ノート(OneNote)
- タスク(Planner)
- カレンダー(自分のカレンダー情報が見れる)
いろんな機能を使います。
有効にする方法
Office 365 Admin center から、設定>アプリ に存在します(先行テナント)
Office365側で有効にした後、https://teams.microsoft.com/ こちらからアクセスすればよいです。
Teams作成について
作成するとプライベートのOffice365グループが作成されます。
ですが、名前は既存のOffice365グループと同じものも作成できてしまいます。
この辺は改善を期待ですね^^;
既存のOffice365グループは非公開設定であれば、Teams作成の時に選択することが出来て統合されます。
赤い下線の部分をクリックすると、自分が管理者になっている非公開グループをTeamsに追加することが出来ます。
機能としてはTeamsにOffice365グループを追加・統合する作業の感じでしょうね。
グループチャット
なんとなくチャットルーム=Teamsのチーム=Office365グループ って感じ。既定で「一般」というチャンネルが作られるけど、自由にチャンネルが追加できるので、チームの中でも話題毎にチャンネルを分けてもいいかもしれないです。
ファイルをアップロードすると、Office365グループの「ファイル」へアップロードされています。同じ場所を使うことが出来ますね。
そして、そのファイルをクリックしてブラウザ表示して、このファイルについての会話をすることが出来ます。
※編集にするとExcel Online になるのでまた別世界になりますね^^;
チャットが下から上にせりあがっていくslackのようなUIですね。
長い会話になっても、途中の会話をまとめて表示してくれます。
スレッドが増えてくると助かりますね。
ファイルについて
グループの「ファイル」と同じ場所に作成される。つまり、SharePoint Online のドキュメントライブラリに保存されます。
会話スレッド上にファイルをアップロードしても、ドキュメントライブラリに保存されるのは嬉しいですね。
会議
自分の予定、もしくはグループの予定が表示されてる。
チームメンバーの予定が見えるわけじゃないです。
会議スケジュールを作成すると、Teamsのアドレス向けに会議招集依頼が作成されます。
会議招集依頼は、Skype会議みたいにURL付きのものが作成されます。
設定
最近のMS製品にしては珍しく、ショートカット一覧が紹介されています!
そのほか、分かったことを箇条書きしてみます
- 既存のo365グループとTeamsを統合できるけど、o365グループが非公開設定になってないと統合できない!
- 現状、既存のOffice365グループと同じ名前(エイリアス)で作成できてしまう。メールアドレスは自動的に付与されてるようです。
- Office365グループの命名規則(Echange管理センターで設定)を指定してても、Planner やTeamsで作成したグループにはその命名規則は適用されません。
管理する側として、、、
「グループヤバイ」につきますね
Office365にはいろんなグループが作れます
- セキュリティグループ
- メールが有効なセキュリティグループ
- 配布グループ
- 共有メールボックスる
- Office 365 グループ
- 動的配布グループ
とくにOffice365グループは、Plannerを作ると自動的に作られたり、今回のTeamsを作ると自動的に作成されます。
Office365グループが作成されるとそれに合わせて、専用の配布グループアドレスと専用のサイトコレクションが作成されます。
もうなんか作り放題ですねw
そしてそれぞれ外部共有ができたり、管理者じゃなくても作成できたりします。
もうなんかやりたい放題ですねww
ただ、慌てないでください。
2016年11月4日現在、この機能はデベロッパープレビューです。
先行テナントでしか利用できません。
まだまだ細かいところは変更されるでしょうし、フィードバックすれば変わっていくでしょう
みんなが欲しがりそうな「既読」機能は下記URLのvoteをクリックすれば実現するかもしれないですね。
(´-`).。oO(なんでみんな既読確認したがるんだろう。。。)
https://teamsfeedback.uservoice.com/forums/555103-public-preview/suggestions/16945783-know-who-read
日本語での要望もぜんぜん書いてOKなので(同じ要望が上がってないか先に確認してから)ばんばん要望を挙げましょう
Microsoft Teams Public Preview – UserVoice
https://teamsfeedback.uservoice.com/forums/555103-public-preview
まずは新しい機能を楽しみましょう!