自分用( ..)φメモメモ
この投稿は Microsoft 365 Advent Calendar 2023 と Microsoft Power Apps Advent Calendar 2023 に参加しています。
画面テンプレート「人々」を使った Exchaneg Online のアドレス帳に登録されている社内メンバーのお名前検索アプリを前に作りました。
シンプルに作成しただけだと、ゲストユーザーや、社内に複数のメールドメインを管理していた場合にそれらが全部表示されて邪魔に感じるかもしれません。指定したメールドメインのみ表示するようにしてみましょう。
Filter関数を追加し、条件を設定
Office365ユーザー.SearchUser 部分の外に Filter関数を追加します。( )外に条件を追加しましょう。
参考:Filter、Search、および LookUp 関数
参考:メールアドレスのドメイン部分(@の後ろ)を取得する方法(現行バージョンの値は Value で取得します)
表示すべき条件は特定のメールドメインを持つユーザーのみにしたいので Office365ユーザー.Mail の@以降を抜き出して、それが指定したドメイン文字列かどうかを判断します。
複数条件を指定する場合は 2つのパイプ( || ) もしくは or で繋げます(画像は パイプにしてます) 。
退職者?
退職者を条件に設定していますが、これは組織のアカウント管理運用によってはこのような条件が必要かもしれません。
例示している組織の場合、退職したアカウントはしばらくはアカウント自体は残す運用で、退職した時点で部署名を 退職者 と変更しているのでこのように指定することが出来ます。自社の運用に合わせて設定を作ってみてください。
まとめ
Filter関数の複数条件どうやるんだっけ?と検索したので忘れないためのメモです。
or と || どっちがいいんでしょうね?たぶん歴史的な流れがあるんでしょうが市民開発者としてはあまり深く考えず覚えやすい方で覚えましょう。(or の方が分かりやすい気がする)
メールドメインを指定することで、ユーザー検索結果に外部ユーザーを含めたくない。もしくは特定のメールドメインユーザーのみを表示したい際にFilter関数を使ってみてください。