今日作成したスライド:Teamsでの情報共有 5つの鉄則

Teamsでの情報共有 5つの鉄則

Microsoft Teamsは、組織内の情報を蓄積・共有・活用するための基盤です。業務に関する情報は、個人間のチャットではなく、チャネル(Channel)で共有することが原則です。

鉄則①:情報はチャネルで共有するのが基本

  • 個別チャットは非公開であり、情報が閉ざされます。
  • チャネル投稿は、チーム全体がアクセス可能で、情報の資産化につながります。
  • 業務に関するやり取りは、原則としてチャネルで行ってください。

鉄則②:検索されることを前提に書く

  • チャネル投稿は将来の検索・再利用を想定して記述します。
  • 投稿の工夫:
    • 件名を明確にする
    • キーワードを含める
    • 要点を箇条書きにする

鉄則③:「見える化」で関係者の目に触れさせる

  • チャネル投稿は、直接関係のないメンバーにも情報が届きます。
  • 偶発的な気づきや連携が生まれ、組織全体の知的生産性が向上します。

鉄則④:個別チャットは原則不適切、必要な場合は例外として扱う

業務に関するやり取りはチャネルで行うべきですが、以下のようなケースでは個別チャットが適切です:

個別チャットが適切な例:

  1. 機微情報の相談(人事・評価・メンタルヘルスなど)
  2. 緊急対応で相手の注意を即座に引きたい場合
    – 個別チャットは常に通知対象であり、既読確認も可能です。
  3. チャネル外の関係者との一時的な連携
  4. チャネル投稿前の草案・下書きの相談

鉄則⑤:CopilotやAIの活用にはチャネル情報が不可欠

  • Microsoft Copilotは、チャネルに蓄積された情報をもとに、要約・分析・提案を行います。
  • 情報をAIに活かすためにも、チャネルでの共有が重要です。

チャネル投稿が見逃されやすくなる具体的なパターン:

通知設定によってはチャネル投稿を見逃す場合があります。ユーザー設定でこれらは設定しておきましょう。

  • チャネルを「フォロー」していない場合、@メンションがない投稿は通知されない。
  • 投稿が多いチャネルでは、@メンションなしの投稿が埋もれやすい。
  • 通知設定が「フィードのみ」や「オフ」になっていると、ポップアップ通知が表示されない。
  • モバイル端末では、OSの通知制御により通知が抑制されることがある。