アプリ一覧の画面はアルファベット順なので、なんか分類できないかなぁと色々配置してみました。
どんな分類なの
MS-900の資料でタスク管理にフォーカスして説明しているのですが、じゃあ他のアプリは何だろうか?と考えるとSharePointやTeams周辺でひとまとめにした感じです。
情報整理/共有
情報を集約したり、見やすく整理したり、集まって共有するアプリケーション群
- SharePoint Online
最古参のサービス最近は裏方仕事が多いようです。組織、チームのファイ保存場所としてSharePoint Online だけでなく他のサービスの裏側でファイル保存場所として利用されている(例:Teams、Stream、Microsoft 365 グループ) - Lists
実体はSharePoint リスト。見た目のカスタマイズの自由度が高い(CSS)。「マイリスト」はOneDriveの領域に保存される。 - Forms
社内/社外向けのアンケートやクイズを超簡単に作れます。アンケート結果はリアルタイムに集計グラフ化されます。結果の詳細な集計は Power Automate でDBに出力して、Power BI で分析するのが定番かも。フォームとしてとても優秀なので Power Apps のフォームを作る前に Forms で代用できないか検討したほうが良いと思う。 - Teams
Teams は企業向けチャットだけでなく、チームに人と情報と外部アプリとを集めてプロジェクトをドライブするのがコンセプトです。 - Yammer
企業向けSNS、Teamsはチーム(プロジェクト)が終わると消えますが、Yammerは社内の緩いつながりを発見するためのツールです。2022年時点で在宅勤務などで社内コミュニケーション不足だと感じてるならSNSとしてのYammerを検討してみては? - Kaizala
F3のアカウントすら不要な「ちょっと連絡を取るだけ」のユーザー(アルバイトとか?)との連絡手段のためのアプリ。ユーザーにはKaialaスマホアプリを入れてもらって、社員ユーザーはアルバイトをグルーピング管理が可能です。無料のLINEとか使って誤爆インシデントが発生するので、アプリを分けて管理するためのものです。 - Stream
社内用Youtube。動画を共有、アクセス権設定が可能。社内向け教育動画管理はLMSも使える Viva learning のほうが良いかも。
インサイト/ウェルビーイング
オフィスアプリやTeamsなどと違って、働き方を改善するための時間の確保、社員の能力開発などのアプリケーション群
- Microsoft Viva
アプリ一覧には Viva インサイト だけですが、Teamsアプリとして Viva アプリがいくつかリリースされています。なお、まだ Viva シリーズ は完成していません。 - Delve/MyAnalytics
365 サービス内でやり取りされたシグナルから「Delve は、あなたに関係する情報を見つけるためのお手伝いをします。」働き方の分析や新たな発見を目的としていますが、 Viva インサイト にその役目を引き継いでいます(将来的になくなるのかな)。
Office アプリケーション
個人の生産性を高めるためのオフィスアプリケーション。仕事で使う個人ツールですね。
- Word, Excel, PowerPoint
3つ合わせた略称を WXP と呼ぶらしいです。Teams や SharePoint にファイルがあれば複数人で同時編集が可能です。 - Outlook,予定表,連絡先
Personal Information Manager(PIM) という考え方がありその頃からずっとMSはタスクも合わせてすべてOutlookに集約しています。 - OneNote
ノートアプリ。個人のノートアプリとして使えるだけでなく、SharePoint や Teams にノートファイルを共有して複数人で利用するとリアルタイム同期されるので議事録作成に便利。ただし変更履歴は期待できません。 - Visio
Office 365 のWebアプリとして利用できます。Visioファイルをもらってもこれで中身を確認できます。 - WhiteBoard
フリーハンドで書けるホワイトボードアプリ、Teams のWeb会議中に絵を描きながら説明することで意図が良く伝わります。 - OneDrive
社員個人のクラウドストレージ。ローカルパソコンで例えると、デスクトップとかドキュメントフォルダーに相当します。※OneDriveを共有して業務を進めるのはまったくお勧めしません。SharePoint で共有しましょう。OneDrive は当人が退職などでアカウントが消えると(引継ぎしないと)データは消えます。
タスク管理
- Project
ガントチャートなどプロジェクト管理用のアプリ。昔からMSのプロダクトとしてありますが、クラウドのサブスクリプション型サービスになったおかげで、Projectサーバー構築することなく、そのプロジェクトが稼働している間だけ契約することができるので利用しやすくなりました。 - Planner
チームのタスク管理を付箋紙管理のように行うことができる。Teamsのチャネルのタブに設定すると「このチャネルでやることリスト」を管理できる。 - To-Do
個人のタスク管理、Plannerで割り当てられたタスクも自動同期するので終わったら完了するとPlannerで完了になるのでPlanner>リーダーが管理、To-Do>個人管理 とすると良いかも。
大きく分けて
情報整理/共有 と タスク管理 と インサイト/ウェルビーイング と大きく分けられそうだなと思いました。