365に対する未来への希望

というタイトルで書こうと思います。 Microsoft 365 Advent Calendar 2022 の25日目の投稿です。

Microsoft 365 Advent Calendar 2022 – Adventar

まずは Microsoft 365 Advent Calendar 2022 に参加していただいた皆様ありがとうございました!呼びかけ人としてとても感謝しています!

今回のブログは現状の365を理解しつつ将来どんな進化をしていくのだろう?というものを考える個人の妄想になりますが余裕があればお付き合いくださいませ。

リリース直後の Office 365

Office 365 は 2011年6月にリリースされました。そして Microsoft 365 がリリースされたのが2020年3月です。(自分でもよく忘れるので( ..)φメモメモ)

発売当時の Office 365 は「オンプレのサーバーを構築作業をすることなく、クラウドでまとめて安く使うことが出来る!」というコンセプトで発売されました。

  • Exchange Online
  • SharePoint Online
  • yammer
  • Office 365 Proplus
  • Lync Online

Exchange Server や SharePoint server を構築すると当時H/Wや人件費を考えると一千万円近くの構築予算を考えねばならずなかなか導入することが大変でしたがそれらをまとめたうえで初期費用無しで導入できるという画期的なサービスでした。

「クラウド」という言葉が出てきた最初期のサービスです。ですがそれぞれのサービスはほぼ完全に独立して動作しており、「メールは別サービス使ってるから、機能をオフにしよう」が可能だった時代です。

Microsoft 365 のリリース

2020年3月に「Microsoft 365」がリリースされます。モバイルwifiを持ってノートパソコンで外出先で仕事をすることが当たり前になったタイミングです(Covid-19前夜です)

Office 365 を契約してクラウド利用するぞー!と思ったらセキュリティ関連は別契約だと言われたときに失望しないため(ぶっちゃけクレームになることあったと思うんですよ、必要最低限のセキュリティ設定が可能だとしても複雑なセキュリティ要求に対応しようとしたときに「ご要望をセキュリティ要件を満たすためには、別途契約が必要です」って言われて文句言いたくなるのも まぁ分かります)に、全部コミコミプランとして Microsoft 365 としてリリースされました。

現在の Microsoft 365 は Office 365 を内包しつつ、高度なセキュリティ/コンプライアンス設定を行うための Intune や AzureAD の有料プラン+高度なセキュリティを実現するためのクライアントOSライセンスのアップグレード権のパッケージとなります。

ってことで Office 365 は現状でも販売されていますし、名称変更したわけじゃないので Microsoft 365 = 旧Office 365 という表記は間違いだと思うんですがどうなんですかねぇ?

日本MSの広報さんが旧称Office 365と言ってるので私の認識が間違いなんだろうな。

皮肉はさておき、

現在では365内のサービスは、Microsoft 365 グループに代表されるようにサービス全体で横断的使う機能がたくさん登場しました。


Teamsのチームが Microsoft 365 をベースとしているのは代表例ですが、ほかにも Plannnerのプラン、SharePointのチームサイトなど使われています。詳しくは Microsoft 365 生産性図を確認したください。

管理機能についても同様です。Exchange や SharePointなど個別に設定が必要だったセキュリティ/コンプライアンスの機能は、CISO【Chief Information Security Officer】最高情報セキュリティ責任者 に代表される組織内での専門家の確立されたことで設定項目なども集約管理するポータルページにまとめられ、権限委譲した人がアクセスできるページになっています。

  • セキュリティに関するポータルサイト:Microsoft 365 Defender
  • コンプライアンス機能:Microsoft Purview コンプライアンス ポータル
  • ID管理のポータル(旧AzureAD管理センター):Microsoft Entra 管理センター

もう、必要なサービスを個別で使う。ということは難しく、Microsoft 365 サービス全体を統合的に管理運用する設計になっています。

なので、運用管理する人の負担が大きくなっているのは結構問題だと思います。Secure By Default ということで初期値の時点でセキュアに寄せているとはいえすべての設定を把握しているわけではないのでこれからの運用担当はとても苦労すると思います。(人員追加、権限移譲 はやくーしてくれー!)

これからの Microsoft 365

「これからの」と言っても何ら確証のある情報を持ってるわけではないです。MVPとしてこっそり知ってる情報とかでもないです。

仕事を進めるための機能はほぼほぼそろったのではないでしょうか?

情報交換する機能としての、メールやチャット、社内ポータルサイト、リモート作業を実現するための同時編集、タスクの共有、Web会議、etc 24/365 いつでもどこでも仕事できちゃいますね♪

っていう考えでは「ブラック企業だ」と言われてしまいます。

単に馬車馬のように働くだけでは疲弊してしまいます。別のアプローチから「気持ちよく、効率よく仕事をする」ことをサポートする機能がどんどん Microsoft 365 に登場しています。

そのひとつが Microsoft Viva の登場です。

参考:Microsoft Viva 1 周年: 従業員エクスペリエンスを変革中 (リリースは2021年、昨年なんですねぇ)

多くのリモートワークを採用している企業が「みんながパフォーマンス高く業務が出来ていないんじゃないか」と悩みを抱えています。マイクロソフトもそこに注目してて Viva の各製品をリリースしています。

マイクロソフトは「従業員体験 Employee Experience」を向上するための機能を2021年以降 Microsoft Viva としてリリースしています。

参考: Microsoft Ignite 2022: Microsoft Viva のイノベーションとロードマップ

今後多くのビジネスパーソンが「私はこの会社組織の構成員としてしっかり働けているのだろうか?」と悩む場面に直面することだと思います。個人的にはSESや派遣で仕事していた時に真剣に苦悩した問題ですが、在宅勤務/リモートワークをしていると特に考えさせられます(通勤が無いのはめちゃくちゃ楽ですがw)。

これまでは事務所の席に座って仕事してたので、隣に座った先輩に「これなんですか?」と気軽に聞けた(気軽に聞けない会社はまた別の問題です)のに、リモートワークだと聞きづらいと感じていたり、在宅勤務で孤独を感じたり、集中して作業できなかったり、リモートワーク/在宅勤務ならではの悩みですね。

例えば Viva Topics に社内独自キーワードなどがまとめられていたら便利ですね!(いよいよ会話が無くなるという点は置いておいて…)

他にも、たまの出社日に同僚が誰も出勤して無かったらがっかりです。

事務所真っ暗やん。。。

以下の参考ページ中ほどのイメージ動画ではMicrosoft Places で時間調整してみんなが集まる日を調整している姿がみえます。

参考:Microsoft Places をご紹介します: 空間を場所に変える

組織の役に立っているのか。という承認欲求を自然と補完するための「称賛」機能にも私は期待しています。(マイクロソフトの製品じゃなくても)同僚をリスペクトしあうことで仕事が円滑に進むことが多いですが、直接顔を合わせなければ感謝を伝える場面は少ないのでテクノロジーで解決してもいいでしょう。

参考:Microsoft Viva Insights 『称賛』のすゝめ

ほかにも面白そうな機能はたくさんありますが長くなりすぎるのでこの辺で。

まとめ

Microsoft 365 は単に業務遂行に必要なツールだけでなく、働く人としての働きやすさ、快適さ、達成感などを重要視した様々な機能や管理レポートがたくさんリリースされています。この分野はマイクロソフトだけでなく多くの企業が製品をリリースしています。

日本人のマインドや働き方にマッチしてるか疑問が残りますがそれはそれとして、同等の製品は日本企業からも多くリリースされています。Microsoft Viva が目指している働き方を参考に自社の環境を整理し、国内ベンダーがリリースしている製品を採用するというのも良いと思います。